WEB検索つきモデルの使い方と注意点
Graffer AI StudioではWEB検索つきモデルである「Gemini 1.5 Pro (002) Web 検索つき / Gemini 1.5 Flash (002) Web 検索つき」をご提供しています。
本モデルを利用いただくことで、インターネット上の最新情報や未学習のトピックなども含めた回答を得ることができるようになります。
本記事では、WEB検索つきモデルの概要、利用方法、注意点、ならびに利用料金について解説します。
※WEB検索つきモデルをご利用いただくためには企業ごとのお申込みが必要です。
※WEB検索つきモデルのリリース概要はこちらの記事をご覧ください。
WEB検索つきモデルとは
WEB検索つきモデルは、回答を生成する際にGoogle検索を行い、検索結果を活用して回答を提供する機能です。この機能により以下が実現可能です:
- 最新の情報やトピックに関する質問への回答
- モデルが事前に学習していない内容に関する情報アクセス
例:検索モデルを利用しない場合
例:検索モデルを利用した場合の回答生成
WEB検索つきモデルを利用して回答を生成する方法
Graffer AI StudioでWEB検索つきモデルを利用するための手順は以下の通りです:
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該当のモデルを選択
アプリケーション内でWEB検索つきモデル(Gemini 1.5 Pro (002) Web 検索つき / Gemini 1.5 Flash (002) Web 検索つき)を選択してください。 - プロンプトを入力し、実行
プロンプトを入力し、送信してください。 -
検索が行われた場合の表示
モデルがWEB検索を行った場合、回答欄に「Google検索バッジ」が表示されます。 - 検索結果の確認
Google検索バッジをクリックすることで、モデルが回答生成に参照した検索ページが表示されます
検索つきモデルで検索を行わずに回答を生成する方法
検索モデルを選択している場合でも以下のような場合には検索が行われません
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検索を必要としない一般常識に関する質問
例:「日本の首都はどこですか?」など、一般常識的な内容はWEB検索を行わずに回答されます。 -
プロンプトに検索をしないよう明示的に指示する
プロンプト内で「**検索を行わず回答してください**」といった注意書きを加えることで、WEB検索を回避できます。
※上記の対策を行っても時折検索を行う場合がございますので、確実に検索を避けたい場合にはモデルを切り替えてご利用ください。
WEB検索の利用にかかる従量課金について
WEB検索を利用する際には、1リクエストにつき6.5円の費用が発生します。この料金はリクエストのたびに加算されますので、利用状況を確認しながらご活用ください。
※リクエスト:同一チャット内でも回答に検索を利用するたびにリクエストが行われます。(例:同一チャット内でAIが10回検索を用いて回答を生成した場合の従量課金は65円)